個別墓や合祀墓・納骨堂の3種類が揃っているペット霊園もある

個別墓や合祀墓・納骨堂の3種類が揃っているペット霊園もある

ペット霊園とはいってもその形式によってさまざまな種類に分けられますが、大きくは個別墓・合祀墓・納骨堂の3種類が想定されます。
なかには3種類すべてが揃っているペット霊園もありますので、もしも供養のしかたに迷った場合には、こうしたフルセットのサービスを提供しているペット霊園に相談をして、じっくりと説明を聞いてみるのもひとつの方法です。
個別墓はペットのためにめいめいの墓地を用意し、その区画内に墓碑を建てるタイプのことで、供養のしかたとしてはごく一般的といえます。
合祀墓は他のペットとまとめて納骨するスタイルのもので、単体の墓碑はありませんが、予算的には個別墓よりも少ないことがほとんどです。
納骨堂はペットの遺骨が入った骨壷を集合的に安置できるスペースが設けられた屋内施設のことで、合祀墓のコストパフォーマンスと個別墓の供養の手厚さを兼ね備えた存在です。
それぞれにメリットは異なりますので、目的に合わせて選ぶのがよいでしょう。

ペット霊園は誰がどのように管理しているのか

大切なペットが永眠した時、手元で供養する人もいればペット霊園などに納骨する人もいます。
ペット専用の霊園や納骨堂も増えていますが、しっかり管理しているところを探しましょう。
ペット霊園は合同墓なら1000円から1万円程度、お墓や納骨堂では1万円ほどの管理費を支払うのが一般的です。
以前、ペットの霊園が突然閉鎖してしまった事例もあり、閉鎖したり荒れ放題になったら飼い主さんは悔やんでも悔やみきれないでしょう。
ですから霊園を選ぶときは、見学のときに園内の状況や雰囲気をきちんとチェックして回るのがおすすめです。
お墓回りは自分で掃除したり雑草をとったりするものですが、水場や事務所、道路やゴミ捨て場などがきれいに清掃されているかを確認してください。
ホームページに内容や費用などが正しく記載されているか、契約やサインをせかさないかどうかもポイントです。
運営実績や母体の会社や団体が信頼できるかどうかも調べておくと、より安心です。